ラクスルのビジネスモデル
2014年ごろから急成長を遂げているラクスルですが、そのビジネスモデルは今までにない画期的なものだということをご存知でしょうか?
もちろん、大きな業界に大きな波が起こったことについて、たくさんの会社が影響を受けたことは間違いありません。
ラクスルの基本的な業務は、印刷物の注文を取ることです。その注文を提携印刷工場に委託します。大きな注文になればなるほど、印刷価格はコストを抑えることができます。そこにラクスルは注目して勝算があるとにらみました。
印刷工場にとっては、機会が常に稼働している状態が理想的なのですが、注文がない時期になるとなかなか、そのような状態にすることができません。
しかし、忙しい時期に注文が集中してもすべてをこなすことができないもの事実です。
印刷工場の稼働効率をコントロールして仕事を振ってくれるのがラクスルなのです。
ラクスルのビジネスモデルはこのような形で、ラクスルと印刷工場とのウィンウィンの関係が気付けているのです。
私はこのビジネスモデルは、ほかの業界でも十分に使えると思っています。たとえば農業や林業などでも、仕事量をコントロールすることができれば、現場ではとてもうれしいことだと感が増す。
ラクスルのビジネスモデルは、応用の効く戦略だといえます。